どくだみ茶の成分と効用
健康を気遣う人にお茶が人気です。
昔から定番のどくだみ茶も見直されています。
どくだみ茶は日本各地に自生している、ドクダミ科の多年草。
「薬効が10もある」ということから、「十薬」とも呼ばれています。
葉のあの独特の香りは抗菌作用のある精油成分によるもので、
にきびや湿疹、水虫の治療に使われます。
乾燥させお茶にしたどくだみ茶には、また違った効果があります。
どくだみ茶の成分は、エルチトリン、イソクエルチトリンなどの
フラボノイド系。
これらは利尿作用、消炎作用などを助けるという効用があります。
便通や血行をを改善し、それによる肌荒れや冷え性、
肩凝りなどの改善に役立つと言われています。
特に便秘に悩む女性の強い味方として有名です。
利尿作用は腎炎や膀胱炎にも良いそうで、どくだみ茶による
毛細血管の強化で、高血圧が原因となる脳出血の予防にもなります。
市販のものでじゅうぶんに効用がありますので、どくだみ茶の成分と
効用を健康改善に役立ててみてはいかがでしょうか。