どくだみの雑学・豆知識
「どくだみは三毒を消す」と言われ、昔から民間で愛用されていました。
三毒とは、生まれながら持っている先天性の毒、
病気から受けた後天性の毒、食べ物から受ける食毒の三つのこと。
万病に効くというどくだみの優れた効果をよく表している言葉ですね。
一般的に広まっているのはどくだみ茶。
買ってきた乾燥葉を煎って飲むと、さらに美味しく飲めます。
炒りすぎると焦げて味が変わってしまうので、
フライパンにクッキングシートを敷き、
中火で1分程度炒るのが目安です。
乾燥させたどくだみは、お茶のほか、お風呂にして使うこともできます。
あせも、湿疹、ただれ、水虫、痔核などに効果があるんですよ。
生のどくだみは強力な抗菌作用があるので、
皮膚疾患の治療に用いられます。
クロロフィル(葉緑素)が皮膚組織の再生を促すのです。
また生の葉は絞り汁にしたり、葉をそのまま患部に
貼り付けたりといった使い方もできます。
絞った青汁は、軟膏にして皮膚のトラブルや打撲に活用できます。
化粧水にすると、しみ、そばかす、吹き出物、
美白に効果があると言われています。